( 8本の鑿のうち、両端1本づつの2本は研いで手渡しました )
写真では分かりづらいですが、鑿は歯が切れれば良いのではありません
『 かつら 』 と言ってカナヅチで叩く部分に金の輪っかが有る部分も
とても重要な箇所で、カナヅチで叩くことで『 かつら 』 が
変形しカナヅチの力が鑿先から、刻む材料に上手く伝わらなくなり
作業性が非常に悪くなります
ズバリ・・・・
8本とも悪くなっていて最悪 ” 鑿の柄 ” がひび割れしてしまいます
なので全てグラインダーでその変形を直しました
( 写真ではわかりにくいですが 直しました 8本共 )
次に、鑿の ” 裏 ” も重要です、この部分も適当にしていたのでは
良い ” 歯 ” は付きません
( うーん 残念な(^_^;) 鑿の裏です )
こちらも ご覧の通り直しましたよ (⌒▽⌒)
( 白く光っている部分が ” 裏 ” を出したところです )
黒いままの部分は凹んでいて ” 裏 ” が出ていないのですが
歯先ではないので、構わないわけです
次回は最終段階の刃物研ぎをレポートします
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